今回はシラキュース(ニューヨーク北部)の街柄といいますか、人柄といいますか、人文的地理学的なものを少し書きたいと思います。
シラキュースは人口15万人程度の市なのですが、私が感じる限り、非常にリベラルな町!と感じます。良く噂にあるような、アジア人差別等はほとんど感じることはない町と感じます。
店員さんも、どこに行っても普通な感じですし、英語が普通ではないことで嫌な顔をされることはありますが、英語が話せれば、基本的に問題は起きないのではないかと思うこの頃です。
背景としては、シラキュースは難民の受け入れ地になっているようで多様な国籍の方々が暮らしているということがあると思います。
そのため、ダウンタウンなんかは少し治安の面で不安になることがありますが、これはどこのアメリカの町も同様と思います。
多様な人種が集まるダウンタウンのバス停。大声を出して歩く人。不自然な長さのタバコのようなものを2、3本単位で受け渡しをする人々などなど、朝から多様な方を見かけます。治安面は、日が出ている間は基本的には大丈夫と思っています。
話はそれましたが、私のインターン先のトップの方(白人50代後半の方)も人種差別、男女差別に断固反対で、自ら、アフリカンアメリカンの子を養子にしており、また、同じインターン先の弁護士の方(白人50代後半の方)も世界何十ヶ国も旅をしており、多様な文化に非常に強い好奇心を持っています。
私の活動している周りはごく一部かもしれませんが、シラキュースは非常にリベラル色が進んでおり、日本人にとっても住みやすい町ではないかと思います。
アメリカ人は偏見や差別が多いということ自体が偏見ですし、もちろんそういう考えのアメリカ人もいると思います。
ですが、アメリカに暮らし始めて強く思うことは、国籍や人種で人を判断することはあまり意味がないということです。
いろんなアメリカ人がいるし、同様にいろんな日本人だっている。礼儀正しい日本人ばかりではないですし。
ですので、アメリカ人だからとか、韓国人だからとか、中国人だからとか、日本人だからとか、そういう固定観念はなくして、一人一人違うのだから、そういう態度で接していくべきと思う日々です。
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