2013年1月13日日曜日

Road Trip (車でシラキュース→テキサスの旅:メンフィス、ダラス、ビッグベンド、エルパソ、シウダーファレス、ホワイトサンズ、セントルイスetc)

冬休みを利用して、アメリカ東部のニューヨーク州からテキサス州あたりまで車(マイカー)で旅行をしてきました。旅のコツ、気づいたこと、考えたことなどを記したいと思います。

ルート&内容(合計8000km、確か北海道から沖縄まで?が3000kmだったような。。。。)
①ニューヨーク州シラキュース出発
②オハイオ州シンシナティ(宿泊のみ)
③テネシー州メンフィス:マルティンルーサーキングの暗殺されたモーテル及びキング牧師博物館


牧師はこのモーテルの306号室の前に立って、支持者と話をしている際に狙撃されました。この306号室の前に行き、部屋の中を見ることもできます。アメリカ社会の複雑さを感じぜざるをえません。


④テキサス州ダラス:JFK暗殺された場所&JFK博物館


暗殺された場所から狙撃をしたと思われるビルを眺めた写真(上から2つのフロアーの右端から狙撃されたとされている。その場所も中に入ってみることが可能)


⑤テキサス州フォートワース:カウボーイの文化


いろいろなHPでフォートワースが唯一カウボーイ文化を楽しめるところとありましたが、実際は小さな一区画で観光のために作られたものでした。この区画を離れるといたって普通の町が広がってます。あまり期待しない方がいいと思います。写真は一日に2回行われるパレード。土日は夜に闘牛等があるということで今回は見れませんでしたが、楽しいものと思います。


⑥テキサス州ビッグベンド国立公園:岸壁、メキシコ国境、温泉


                           温泉


メキシコとの国境にある国立公園です。自然が織り成す渓谷を楽しむことができます。野生のピューマなどもいるようです。また、温泉があり、水着で入ることができます。アメリカ人たちも一緒に浸かっていました。また対岸に見えるのはメキシコとの国境です。向こう岸からアメリカに不法に上陸する者も多く(ちなみにメキシコからの不法移民は年間100万人だとか)、公園内にもヒッチハイク者に注意というものがありました。
予想以上に大きく、朝10時半ころ行きましたが、出発する4時ころまでに半分くらいしか見ることができませんでした(温泉で2時間くらいかかりました。)。全部を楽しむには、2日くらいは必要かと(ホテルは近くにないような感じでした。公園内はキャンピングカーとかで宿泊できるような感じでした。)。


⑦テキサス州エルパソ:国境の町

国境の町エルパソはほぼメキシコでした(ダウンタウンはメキシコに通じる道もあるということでメキシコ人が多い印象です。)。後にお伝えするシウダーファレスに隣接するということもあり、治安の面で不安でしたが、現在は米国内でも屈指の安全な町ということで、実際幹線道路辺りのショップングモールやレストラン街(いたるところにあります。)は綺麗で楽しい町でした。


テキサス州、ニューメキシコ州は、移民が多いということもあり、総じて人種間の壁が低いと感じました。例えば、レストランは店員さんが白人、黒人、スパニッシュ系が混ざっており、客側も同様でした。これは典型的な保守の州であるテキサスで意外と感じたことでした。NY州シラキュースはリベラルな州ですが、白人、黒人が利用する店などが分かれいるケースが多いため、テキサスの壁の低さに驚きました。


⑧メキシコ、シウダーファレス:世界一危険な都市
いろいろと考えさせられたため、次回、書きたいと思います。


⑨ニューメキシコ州ホワイトサンズ国定公園:

実際はホワイトではなく、肌色でしたが、残っていた白い雪と相まってとても良かったです。トレイルを歩かなければ1時間ちょっとで終了しますが、トレイルを歩くのであれば、時間に余裕が必要です。長いトレイルですと3時間と書いてありました。また夏はとても暑いそうなので、水分対策は必要です。


⑩ニューメキシコ州ロズウェル:UFO博物館

1947年にUFO騒動で有名になった町。空軍が出動し、調査などを行った事件。この博物館はUFOに関するものを楽しめるというよりもこの騒動の経緯を楽しむものという感じです。


メインの展示物がこちら。。。。プラスチックでできているのは誰の目からも明らか。。。
入場料一人5ドルでしたが、なかなかコメントのしづらい場所と思います。アメリカはこういうところに理解があるなぁという感じで、なかなかお客さんも入ってました。


⑪オクラホマ州オクラホマシティ:牛の競り市
牛の競り市世界一という触れ込みの場所。当日は競りが行われていないということで何もいない牛舎等を見てきました。曜日の確認が必要です。


⑫ミズーリ州セントルイス:バドワイザー工場見学
バドワイザー最大の生産地。無料でツアーに参加できます(一人2杯までビールが飲めます。ドライバーの方は飲んではいけません。)。所要2時間程度です。




⑬インディアナ州インディアナポリス

宿泊のためだけによりましたが、ダウンタウンはきれいな町でした。

⑬オハイオ州クリーブランド:
こちらも宿泊のためだけですが、シティホールなどに少し寄ってみました。この町は都市政策の面で特筆すべきことがありましたので、次回書きたいと思います。


注意点:
①宿泊施設:基本的にはモーテルを利用しました。エクスペディアで前日にどこまで行くかを決め、ホテルを選びました。基本的にチェーン店のモーテルはどこも基本的に問題ないと思います(清潔さ、安全面)。値段の相場は50ドルから70ドルと思います。道を走るとネットには出てこないような25ドル等のモーテルもありますが、今回はこういうところは避けました。特に空港近辺のモーテルは安全かなと思います。

②食事;特に公園近辺は何もないため、途中のハイウェイで済ませておいた方がいいと思います。特にビッグベンドに向かう途中は、Alpineという町に宿泊しましたが、レストラン等が少なく、途中で済ませておけばよかったと後悔しました。

③冬のため、車内用の毛布等を持参、また防寒対策のため、スキーウエアも持って行きました。ビッグベンド当日は晴れていて暖かかったものの、前日は道路は凍っている場所や道路に雪が残っている場所がありました。

④テキサスとメキシコ国境近辺では、国境近辺から北上する際、国境警備隊が道路で検査をしています(合計で3、4回検査を受けました)。そのため、必要書類(パスポートや学生ならI-20)が必要です。警備隊からの質問は米国市民か?、パスポートを見せなさい、どこに住んでいる?何をしている?これからどこへ行く?という簡単なもので2-3分で終了します。テキサス州は、移民への対処が厳しい州であり、記憶は曖昧ですが、警備隊が怪しいと判断した人物を強制的に連行できるだか何だかの全米で一番厳しい規制を実施(検討中?)ということのようです(専門ではないので、あやふやですいません。)

⑤ガソリンは半分以下になったらすぐに入れるようにしました。常に重量が重いということで燃費の問題はありますが、以前、ハイウェイで1目盛しかないため、ガソリンをいれようとしたところ、ガソリンスタンドのコンピュータ系統が壊れ使えないということで、次のスタンドまで行く必要が生じ、本当にギリギリのところで何とか次のスタンドまでたどり着いたという経験から早め早めの対応をしました。通常、アメリカのガススタンドの間隔は80km程度と思います。ただ、夜はやっていないということやハイウエイの出口から遠く見つからないなどのトラブルも起こり得ると思います。

⑥ビッグベンド公園の中で、公園警備隊の人から、止まるように指示され(多分、制限速度を5マイルオーバーしていたため?)、検査を受けました。質問内容は、身分証の提示、車は自分のものかどうか、自分のものの場合、保険証と自動車登録証の提示が求められました。最後に制限速度を守るように忠告だけをうけました。

⑦今回のドライブでは、タイヤのパンク等の車のトラブルはありませんでした。ただ、AAA(トリプルエー)に加入しているものの、深夜での事故や田舎でのトラブルの際、携帯が通じない場合など、心配になる場合がありました(ビッグベンドに向かう途中は本当に途中にトイレもお店も何一つありませんでした。。。)。また、AAAに加入していない日本からの旅行者のレンタカーでのトラブルの際もどうするのかという点は説明できずすいません。

⑧どの場所でも何か嫌な思いをするということはありませんでした。ホテルの方もその他いろんなところで普通の接客や対応(アメリカへの入国審査、道路途中の検査等を含む)を受けて楽しく過ごせました。ただたまに珍しい目で見られていると感じることはありましたが。。。



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