1月3日、早速大学院の授業が始まりました。内容は、public administration and law。4時間半の授業で、主に、米国憲法と基本的人権が抵触する事例を教授が説明し、その後、実例を元に学生が議論行うというもの。今日は、A州でアルバイト勤務の女学生B(同性愛者)が卒業前にA州から卒業後も引き続きをA州にてフルタイムで勤務するとする内定を得ていたが、卒業前にBはパートナーCと結婚式(Bの信仰する宗教に基づく式)を上げたためにA州から内定取消を受けたもの(A州では結婚は異性間でしか認められていない。BはA州では自らの結婚は認められないことを知りつつ、儀礼として式を行なったもの。)。
講義自体も米国憲法との関係に触れつつ、私には理解は困難だった上に、議論(最終的には判事、原告、被告に別れロールプレイ。)では、90%近くがネイティブスピーカーと思われる中で、議論の速さについていけず、ただただ聞き流すことしかできない自分のふがいなさを改めて実感。
日本人が国際社会をリードするには相当の語学力が必要であることを痛感。このハンデをどう埋めることができるのかを考えなければならない。この悔しさを実行に変えなければ。多くの日本人留学生が直面するであろう課題を改めて体験した一日。いずれにしても日本でのTOEFLの勉強だけでは実践に全く歯が立ちませんでした。
本当に、一日20分聞き流すだけで英語が理解できるのであればどんなに楽なことかと考えた一日でした。
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