昨年の11月頃、NY州のシラキュースからカナダのトロントへ陸路(マイカー)にて妻と旅行を敢行してみたところ、思わぬハプニングが。。。。。
行き(アメリカからカナダ)行きの入国審査は、いたって普通で順調に終わりました(陸路にて入国審査を通過する場合日本の高速道路の料金所のようなところを通りました。)。
※入国の時に必要となる書類はパスポートとI‐20(学生の場合。)。注意点は、帰りに米国に再入国する場合は、あらかじめI‐20にI-20の発行者から引き続き勉強を継続する者であることを証明するサインをもらっておく必要があるということ。一旦出国するときは、事前に大学や学校に話しておく必要があります。
問題は帰りでした。。。。。
カナダからアメリカへの再入国の際、例のごとく、高速の料金所のようなところに車1台が審査を受けていたので、この後ろにつけたところ、入国審査官がこちらを指差し、何かを叫んでいる。。。。。
事情が全く分からず、前の車が終了したので、前に進んでみると、入国審査官が「なぜお前は停止線を超えてきたんだ!お前は何をやっているんだ!」ということでした。。。。
なんと私は日本の高速の料金所のように前の車に接近して待機していたのですが、停止線は前の車と5mほど離れた場所にありました。
とりあえずすごい剣幕で怒っていたのでとりあえず謝ってパスポートなど出したのですが、受け取ってもらえず、1分間程度仁王立ちして睨まれ続けました。。。。。
ようやく書類は受け取ってもらえたものの、私が学生であることが判明するや、英語で勉強しているのに、なぜ標識が読めないのかとさらに詰められる始末。。。。
しかもなにやら5分くらいずっと書類(パスポート等)をチェックしていて、しまいにはどこかに電話をかけ始める。停止線を超えたことがそんなにまずかったのか!? 内心とても焦りました。。。。。
そして、パスポートを返してもらえずに、ここから100Mほど離れたオフィスに行くように指示がありました。
内容は示されず、ただ単に行け!というものでした。
しかもオフィス前の駐車場に止めると別の男が来て、何しに来た!とどなりちらす始末。。。
指示のなすがまま、オフィスに入ること1時間待たされ、その間にたくさんの非米国人と思われる人たちが個別に審査を受けていきます。再入国できないのではないかとの焦りが胸をよぎりました。
ようやく私たちの番が来たところ、審査官があくびまじりに、「(妻の)I-94に不備があったため、申請料金6$払ってくれ」というものでした。。。。。
たしかに私の停止線を超えたことは良くなかったと思いますが、米国の入国審査官の脅かしつけるような態度にはびっくりしました(テロ犯の入国の未然防止の重要性は十分理解できますが。。。)。
こういうこともあるのだと実感した日でした。
2012年1月23日月曜日
2012年1月8日日曜日
授業2
引き続きpublic administration and lawの話。
先日は、米国での公民権法制定の授業。講義中でもどんどん学生が発言してディスカッションに発展していく中、米国人といっても様々な人種から構成されるため、人権の話題は日本とは比較にならないくらい、奥深く、真実味のある議論ができているように思える。特にAfrican American の人たちは日々どのような意識で生活をしているのかをもっと深く知りたいと思う。この時代においても、十代男性のAfrican American の失業率が46%、成人男性においてもwhite 7%、African American 18%という差が存在している米国社会の真実は何なのだろうか。
また、授業の関係でもう一つ。グループワークになるとさらに付いていけなくなる。何人もが一斉に話し始め、話が終わらないうちにまた誰かが話し始める。こうした状況になかなか付いていけず、日々孤独感や疎外感を感じる毎日。日本にいれば体験できないようなこうした貴重な経験を糧に日々成長していきたいと思う。毎日が新しいことの連続であり、日々悔しい思いをし、目標を持てる毎日に感謝したい。
先日は、米国での公民権法制定の授業。講義中でもどんどん学生が発言してディスカッションに発展していく中、米国人といっても様々な人種から構成されるため、人権の話題は日本とは比較にならないくらい、奥深く、真実味のある議論ができているように思える。特にAfrican American の人たちは日々どのような意識で生活をしているのかをもっと深く知りたいと思う。この時代においても、十代男性のAfrican American の失業率が46%、成人男性においてもwhite 7%、African American 18%という差が存在している米国社会の真実は何なのだろうか。
また、授業の関係でもう一つ。グループワークになるとさらに付いていけなくなる。何人もが一斉に話し始め、話が終わらないうちにまた誰かが話し始める。こうした状況になかなか付いていけず、日々孤独感や疎外感を感じる毎日。日本にいれば体験できないようなこうした貴重な経験を糧に日々成長していきたいと思う。毎日が新しいことの連続であり、日々悔しい思いをし、目標を持てる毎日に感謝したい。
2012年1月4日水曜日
2012年初授業!
1月3日、早速大学院の授業が始まりました。内容は、public administration and law。4時間半の授業で、主に、米国憲法と基本的人権が抵触する事例を教授が説明し、その後、実例を元に学生が議論行うというもの。今日は、A州でアルバイト勤務の女学生B(同性愛者)が卒業前にA州から卒業後も引き続きをA州にてフルタイムで勤務するとする内定を得ていたが、卒業前にBはパートナーCと結婚式(Bの信仰する宗教に基づく式)を上げたためにA州から内定取消を受けたもの(A州では結婚は異性間でしか認められていない。BはA州では自らの結婚は認められないことを知りつつ、儀礼として式を行なったもの。)。
講義自体も米国憲法との関係に触れつつ、私には理解は困難だった上に、議論(最終的には判事、原告、被告に別れロールプレイ。)では、90%近くがネイティブスピーカーと思われる中で、議論の速さについていけず、ただただ聞き流すことしかできない自分のふがいなさを改めて実感。
日本人が国際社会をリードするには相当の語学力が必要であることを痛感。このハンデをどう埋めることができるのかを考えなければならない。この悔しさを実行に変えなければ。多くの日本人留学生が直面するであろう課題を改めて体験した一日。いずれにしても日本でのTOEFLの勉強だけでは実践に全く歯が立ちませんでした。
本当に、一日20分聞き流すだけで英語が理解できるのであればどんなに楽なことかと考えた一日でした。
講義自体も米国憲法との関係に触れつつ、私には理解は困難だった上に、議論(最終的には判事、原告、被告に別れロールプレイ。)では、90%近くがネイティブスピーカーと思われる中で、議論の速さについていけず、ただただ聞き流すことしかできない自分のふがいなさを改めて実感。
日本人が国際社会をリードするには相当の語学力が必要であることを痛感。このハンデをどう埋めることができるのかを考えなければならない。この悔しさを実行に変えなければ。多くの日本人留学生が直面するであろう課題を改めて体験した一日。いずれにしても日本でのTOEFLの勉強だけでは実践に全く歯が立ちませんでした。
本当に、一日20分聞き流すだけで英語が理解できるのであればどんなに楽なことかと考えた一日でした。
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