2013年6月2日日曜日

2013年春学期終了

2013年シラキュース大学マックスウェルスクールの春学期(1月15日くらいから5月10日くらい)が先日終了しました。これまで授業の風景はお知らせさせていただきましたが、この春学期にこなした課題はこんな感じでした。

※日付順
2/4 Social Policy reading comment (1page) and short paper (4page)
授業の課題図書(100ページ程度)についての自分のreading commentと過去3週間の授業を踏まえた政策提案ペーパー(途上国における社会保障政策の現状(特に東アジア、BRICs)をまとめ、懸念される点と今後の予測についてまとめるもの。

2/11 Culture in World Affair group presentation with team members
課題図書1冊(20世紀当初メキシコへの中国移民の実情とアイデンティティについて)についてグループメンバー3人とともにプレゼンテーションとディスカッションリーダーを務める(90分)。

2/18 Social Policy reading comment(1page)

2/25  Social Policy eeading comment(1page)

3/4 Culture in World Affair policy memo(15page)
自分が選ぶ国際問題についてペーパーをまとめるもの(私は、日本の移民政策について、現状と今後の政策提言を行いました。)

3/5 Social Policy short paper(4page)
途上国におけるあるべき社会保障制度像についてペーパーを作成

3/Comparative politics and party book review(5page)
1冊の本(300page. 政治政党の活動には必ず、究極の選択が迫られ、その各国の例を分析している書籍)についてreviewをまとめるもの。

3/Comparative politics and party discussion leader
政党の結成における戦略理論のarticle(30page)について、クラスで30分程度のディスカッションリーダー。

3/15 International Political Economy Critical review paper(6page)
2007世界金融危機について分析したarticle(70page)について、所見をまとめるもの

3/21 Comparative politics and party response paper(5page)
政治政党と投票者間における戦略的関係に関するarticle(100page)についてまとめるもの。

3/26 Social Policy progress presentation
学期末の最終プレゼンテーションに向けた、pre-presentation(30分)。グループメンバー3人で南米における貧困解消のためのconditional cash transferの改善策について、introductionとしてのpresentation.

4/1 Culture in World Affair group presentation
ボスニア紛争後の民主化の動きに関する書籍(300page)について、プレゼンテーション&ディスカッションリーダーを務める(90分)

4/18 Comparative politics and party response paper(5page)
政治政党の戦略的組織・運営についてのarticle(100page)

4/22 International Political Economy policy Idea paper(15page)
自分の関心のあるトピックについての各国政策決定の根本原因は何かを提案するもの。私は気候変動問題に対する米、EU、日本等の国における政策決定プロセスにおける外在的・内在的な要因は何かを提案しました。

4/22 Culture in World Affair policy memo
自分が選ぶ国際問題についてペーパーをまとめるもの(私は、北朝鮮と日本の問題について、現状と今後の政策提言を行いました。)

4/24  International Political Economy presentation
先日の気候変動に関するペーパーについて30分のプレゼン

4/30 Social Policy presentation
先日の南米における貧困解消のためのconditional cash transferの改善策について1時間のプレゼン

5/3-4 Comparative politics and party Exam(48時間中に2問回答するもの)

これまでの授業内容についてのテスト 

5/8 Social Policy paper
南米の貧困解消に関するペーパーの提出(グループで50page


このように課題は毎週のように何かしらあり、かつ授業の予習もする必要があり、学期中は大変でした(予習を完璧にできた週は結局一度もありませんでした。。。。)。ほぼどのクラスも与えられた課題図書について重要と思える部分をスキミングするくらいでした。。。。そのため、授業中のディスカッションについていけないことも多々ありました。

さらにこうした中、グループワークのミーティングが重なるとさらに時間が削られ、土日を使っても、予習、課題作成、グループワークのための時間が足りない状況でした。

ただ、この春学期は、すべての授業でプレゼンテーションを定期的に課されたため、質や内容はともかく、英語でのプレゼンテーションに対する心理的な壁は大分低くなったと思います。自分も楽しんで人前で英語でプレゼンできるようになったことは大きな収穫だったかと思います。

また、マックスウェルでは、採点が厳しいと思います(他の学校もそうだと思いますが、)。北朝鮮問題のペーパーについては、参考にした書籍・articleの分析が不十分で趣旨を取り違えているということから、D判定でした(Aがトップ)。他のクラスでもアメリカ人の学生ですら、ペーパーの成績がCがざらにあった感じがします。

以上が春学期の状況です。そして今、マックスウェルのプログラムの一つとして、2013年夏学期の授業として、フランスのストラスブールで3単位の授業(1か月)を開始しました。これが私の修士号のための最後の授業になる予定です。マックスウェルでは、フランスの他、ロンドン、ワルシャワ、イスタンブール、イスラエル、南アフリカ、DC、東京、中国、チリ、ガーナ等々、いろんな地域に支部があり、授業が開講されています。世界を知るいい機会なのかなと思って臨んでます。フランスの内容はおって。
http://www.maxwell.syr.edu/pa.aspx?id=77309425426



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