2012年5月17日木曜日

(特に)アメリカ留学が決まった方へ(特に文科系大学院の方へ)

春学期が終了しました。初めての大学院授業の今学期を振り返り、また、特に次の秋学期入学を備えている方へ一言と思います。

今学期を振り返るとすれば、すべて、「英語」につきます(またかという感じですが。。。。)!

私の大学院は公共政策ということもあり、グループワーク、ディスカッションが多く占めます。反省及びアドバイスとすれば、「リスニング」です!

※ここでいう「リスニング」は、英会話ができるとか、英語ニュースが聞けるとかそういうものではなく、米国人と対等に議論できるためのリスニングのことです。
※以下、英語劣等生の私レベルでの個人的な考えです。
※アメリカに来る前は住んでいれば、授業を受けていれば、何とか聞けるようになるだろうと思っていましたが、それはまったくの誤りでした!!日々猛特訓をしないと本当に聞こえるよう(議論できるよう)になりません!!

既に留学先を決めている方で、英会話に自信があるという方でも、TOEFLリスニングでいい点取っている方でも、帰国子女でなければ、非常に「リスニング」にきっと苦労します(屈辱といいますか、劣等感を感じます。。。。。場所によりますが、TOEFL英語と本場(ここはNYの田舎です。)の英語は全く違います。)。

例えば、今日の最後の授業の一コマ。
5人のグループ(私以外はネイティブ)で途上国開発についてディスカション。最初の簡単な世間話は出来ても、その後の内容の話に入ると、自分の意見をメンバーを説得しようと熱がこもり、ネイティブの英語はとても早くなります。。。。まったくついていけません。。。うなづくだけの時間が経過します。。。。。
何か口を挟もうにもどんどん話している人が終わる前に、かぶって意見をぶつけてきて、黙っている人に目もくれません。

そもそも、ネイティブは、留学生が英語を理解できていないとは考えません(アメリカの大学、しかも院なのだから、留学生も全員英語は全て理解できて当たり前と思っている。)。英語が分からないのでなく、理解できないその人の個人の能力がないと判断されることが多いと思います。
そこで事前の対応としては、是非、日本人の国際競争力UPのため、また、私のような惨めな思いをしないよう、米国に来る前に米国ドラマ(とくに難しい話題(裁判や哲学など)を扱うもの)の英語を一定程度理解できるくらいまでに高めることが重要と思います(私はまだ全然ですので、引き続き取り組みます。)。

また、英語の家庭教師を雇い、ニュースなどについて速い英語とともにディスカッションすることをおすすめします(回答する際に考えてからゆっくり話すのではアメリカ人とのディスカッションでは意見を言わせてもらえないことに注意!)。

※英会話学校の個人レッスンは高いのでおすすめしません。ネットの英語の家庭教師サイトからであれば、東京でも1時間2千円や3千円の方が見つかると思います。

特に私は30才過ぎまで日本で育ち、日本の普通の教育を受けてきた者にとって、この「リスニング」は本当に難敵ですので覚悟して来られることをおすすめします!

次回は今年の夏休みの予定(英語力UPの取り組み)についても話したいと思います。

2012年5月9日水曜日

アメリカの醍醐味2(メジャーリーグ観戦)

またまた、野球観戦をしてきました。
今回は、


テキサスレンジャースのダルビッシュ!車で東京-大阪間と同じ距離を片道6時間かけて日帰りで行ってきました。



クリーブランドのインディアンス戦。Progresive Fieldにて観戦。



日曜のお昼にもかかわらず、チケットは現地で購入しました。
開始30分前に着きましたが、当日でも全然チケットは入手可能でした(内野1階席、外野1階席はほぼ満席という感じでしたが、ちょこちょこ空いてました)。
内野席の3塁側(インディアンスのホーム側)ベンチの上、15列目辺りで1席60ドルでした(他のスポーツからすると安い気がします。アメフトやバスケは大学の試合でも正規料金は60〜100ドルくらい。)。



青い空、からっとした天気。ノリのいいお客さん!最高に気持ちのいい球場です。
レフトスタンドには、ホームチームの応援団がいて、攻撃の際は太鼓をドンドンとたたいてました(日本と同じ感じです。ラッパはありませんでしたが。)。

駐車場状況は、周りに駐車場があり、大して時間もかからずに停めることができました。球場の周りを回っていると他の車も駐車場を探していると思いますので、その車の後について行くのがいいと思います(オハイオ州のナンバーの車がベター)。
駐車料金の相場は12ドルから15ドルと思います。

ダルビッシュ自体は良くありませんでしたが、最後になんと、さらに



上原が登場!お得な感じでした。


メジャーのピッチャーはほぼ全員150キロを投げ込み(日本では平均140キロ前半でしょうか。)、バッターも体が大きいため、迫力が違います。また、回りの男性のお客さんもみんな体格はメジャー級で前が見えません。。。。アメリカおそるべしです。

お客さんの歓声もすごく、また、グランドと近く、網もないためいつボールが飛んでくるか分からないので、みんな一球一球しっかりみてました。
球場スタッフがいろんなサービスで盛り上げ、大人たちも子供と一緒に投げ込まれるTシャツをとろうと必死になっているなど、球場の雰囲気全体を楽しめる感じです。

これは、野球場というよりも、遊園地という感覚です。選手はプレーに集中しいいプレーを魅せることだけに全てを注ぎ、球場スタッフがファンを盛り上げるという役割分担が出来ていて感心しきりでした。

野球に限らず日本人が世界で活躍することはその地に住む日本人の住みやすさにつながると思いますので、是非頑張ってもらいたいですし、日本の野球会もWBCで世界一になっているから日本野球は強いんだという錯覚に甘んぜず、メジャーにおいていかれないように改革を進めてほしいものです。

いずれにしてもメジャーの野球は遊園地ですので、誰でも簡単に楽しめます!